「乃木若葉は勇者である」はアニメ化するのか?

みなさんこんにちは!かいです。

私は香川県に住んでいるのですが、香川県を舞台にしたアニメがある事をご存知でしょうか?

タイトルは「結城友奈は勇者である」です。

目次

どんな作品?

企画原案、シリーズの構成をゲームクリエイターのタカヒロさんが行い、原作はProject 2H、アニメーション製作はStudio五組が行いました。

この作品は2014年10月から12月まで第1期放映が、2017年10月から2018年1月まで第2期放映がされました。

画像は「ゆゆゆい」公式サイトより

ご存知の方には説明の必要もないでしょうが、このアニメは香川県観音寺市をイメージした架空の街「讃州市(さんしゅうし)」を舞台としています。

第1話あらすじ

平穏な毎日を送っていた讃州中学2年生の主人公、結城友奈は友人たちと共に所属する部活「勇者部」で、人々の役に立つために、さまざまな活動に勤しんでいました。

ですが、その平穏は突如として幕を閉じました。

授業中、彼女の持つ携帯端末から聞き慣れないアラームが鳴り始め、間をおかずに彼女を除いて周囲の時が止まったような状態に陥ります。

その後、なぜか自身と彼女の親友である脚の不自由な少女、東郷美森(とうごう みもり)だけがこの状態の中で自由に動けることに気づく主人公ですが、考えをまとめる間もなく彼女たちの世界は海から押し寄せる光によって一変しました。

そして、まるでカラフルな樹の根が絡み合っているような不思議な空間に、主人公と東郷美森は置かれることになります。

混乱する主人公と東郷美森は、同じ勇者部の2名と合流できたのですが、そこで東郷美森がある事に気付きます。

それは、「勇者部に入部した時に部長である犬吠埼風(いぬぼうざき ふう)から渡された携帯端末を所持している4人だけがこの不思議な空間に存在している」という事です。

その質問を部長である犬吠埼風に投げ掛けますが、それに答える前に、彼女たちに向かって未知の存在が近づいていることが判明します。

明らかにこちらに対して敵意を持っている存在に対し、部長である犬吠埼は「戦う」しかない事を勇者部の皆に告げます。

そして、戦うための能力を得るために、件の携帯端末が存在しているのだと言うのです。

ですが、東郷美森は戦う事を頑なに拒絶し、恐怖と動揺に動くことすら叶いません。

そんな親友の姿に、結城友奈はそばに付き添い励まし続けます。

迫りくる敵を倒すために犬吠埼は、端末のアプリをタップして「変身」します!

そして、妹である犬吠埼樹(いぬぼうざき いつき)にも変身を呼びかけます。

変身した犬吠埼姉妹は、未知の存在に向かって攻撃を仕掛けます。

しかし、ふたり掛りでの攻撃でも押される姉妹。さらに犬吠埼風は一瞬の隙をつかれて攻撃をまともに受けてしまいます。

さらに犬吠埼樹も同様、立ち向かいますが勝機を得られません。

姉妹のピンチに主人公である結城友奈は、自身も変身する事を決意します。

引き止める東郷の声を背に、結城友奈は未知の存在へと歩みを進めます。

そして、彼女自身も変身し、

不思議な空間の中で未知の敵を撃破するのです!

さすが主人公です!

よかったですね!

めでたしめでたし。

とはなりません。

第1話の時点では不明な点があまりにも多くあります。

まず物語の中で、年号が「神世紀」となっており、アニメ第1期である「結城友奈は勇者である-結城友奈の章-」は西暦が終了した後の神世紀300年という時代の物語です。

なぜ西暦が終わる事になったのか?

なぜ「神世紀」という年号が使われる事になったのか?

不思議な空間は一体何なのか?

なぜ樹の根が絡み合ったような状態なのか?

巨大な未知の存在は一体何なのか?

一体どこから来るのか?

未知の存在はなぜ主人公たちに敵対しているのか?

なぜ携帯端末のアプリを使って「変身」できるのか?

犬吠埼風は何を知っているのか?

挙げるときりがありません。

数多くの謎はお話が進んでいく中で少しずつ解明されていくのですが、それでも不明な点は残ります。

第2話以降判明する設定の数々

第1話でも少し触れられるのですが、この物語の中では、「神樹」と人々が呼ぶ存在が世界を守っている事になっています。

登場人物たちはその存在に対し、敬意を込めて「神樹さま」と呼びます。

神樹を祀る小さな祠、あるいは社は学校の教室にも設えられていることがあり、別シリーズの「鷲尾須美は勇者である」では、児童たちが朝ごとに神樹に感謝の挨拶を捧げるシーンが映像化されています。

さらに神樹を祀り、人々をある意味で管理する組織が存在します。

大赦(たいしゃ)」と呼ばれるその組織のもつ権力は相当大きいようで、登場人物たちは

神樹によって自分たちの生活が平穏なものとして支えられているということと、

その神樹を管理する組織である大赦への畏敬の念もあり、基本的には大赦への疑念を持つことはないようです。

のちの作品で判明する事ですが、おそらく地元の名士であろう鷲尾家、乃木家の頭主たちも大赦からくる非常に残酷な要請を断ることはなかったようです。

なぜ変身できるのか?

主人公たち勇者部の面々は、大赦から遣わされてある役目を負っていた犬吠埼風から、自分たちが神樹とこの世界を守るために神樹によって選ばれた勇者なのだ、と告げられます。

彼女たちが変身できたのも、神樹の力によるものであると言うのです。

この物語の中では、四国を除いた世界は全て滅んでいるということになっており、人類に残された四国を守護するためにも主人公たちは勇者となって戦うことを決意します。

完成型勇者

物語の最初は4名であった勇者部に、1名が加わり計5名の勇者たちが活躍する事になります。

後になって加わる勇者は「三好夏凛(みよし かりん)」といいます。

このキャラクターはいわゆる典型的な「ツンデレ」です。

彼女は勇者部の4名とは異なり、大赦によって勇者としての戦闘訓練を受けた状態で実戦配備されたような形になっており、登場してしばらくは勇者部の4名を軽んじるような言動が見られます。

ですが、14歳の少女であるがゆえ、「完成型勇者」として大赦から負わされている期待に応えようと足掻く姿や、家族のもとを離れて一人で生活する姿など、彼女自身が本当の自分を抑え込んでいることが観ていてわかります。

そんな彼女も勇者部のメンバーと時間を共にすることで、少しずつ心が開かれていきます。

勇者としての「犠牲」

物語の中で少しずつ解明されていくのですが、勇者は戦う事によって生命の危険に陥ると、死なない代わりに身体機能の一部を「神樹への供物」という形で失います。

その代わり、通常よりも強大な戦闘能力を授かるのです。

これを「満開」と言います。

敵に立ち向かうために新しく得た力を使い、撃破に成功しますが、満開の力を使った勇者部のメンバーはそれぞれ身体の機能のいずれかに変調をきたします。

彼女たちは自身の変調を一時的なものとして受け入れます。大赦からも、検査をした病院からもそのように告げられたためです。

ですが、事実はそうではありませんでした。

彼女たちの身体機能が元どおりになることはなく、満開を繰り返すごとにどこかの機能が確実に失われるのです。

この事実は、彼女たち勇者部のメンバーが選ばれる2年前に、勇者として戦った少女「乃木園子(のぎ そのこ)」から告げられるのです。

彼女は2年前の戦いで何度も満開を繰り返し、もはや自身では立ち上がることすらできなくなっていたのです。

彼女は大赦によって生き神のように祀られる存在となっていました。

乃木園子から告げられた事実に勇者部のメンバーは混乱し、部長である犬吠埼風は事実を教えなかった大赦を壊滅させようとします。

完成型勇者の「粋」

物語の終盤で、主人公である結城友奈は変身することができなくなります。

他のメンバーが危機に陥っているのに、ただ一人何度試みても変身できないのです。

戦線離脱して三角座りを決め込む部長。

このとき、東郷美森は勇者への犠牲を断つため、敵の攻撃によって神樹を破壊させようとします。

残りのメンバーは東郷美森を止めたいと願いながら、敵の攻撃にさらされることになります。

犬吠埼妹はへなちょこ、主人公は心神喪失のため変身できない、部長はいじけて戦線離脱と、三者三様でピンチに陥ります。

すわこの物語もここで終わりか、と視聴者が手に汗握るとき、立ち上がったのが完成型勇者である三好夏凛です。

彼女は満開によって身体機能を喪失することを覚悟で、迫りくる敵に立ち向かうのです。

ここは第11話で最大の見せ場でしょう。

古代の侍のような口上を述べ、単騎でその数さえ知れぬ敵を次々と撃破します。

三好夏凛は幾度も満開を繰り返し、ついには力尽きて地に倒れます。

私の知人は第11話のこのシーンで心が粉微塵に砕かれ、最終話を観ることがついにありませんでした。

自身を犠牲にして健気に戦い続ける14歳の少女たちの姿に、精神が耐えられなかったのでしょう。

「もうワシ無理や。可哀想で見てられへん」

声を震わせながらそう言って彼は涙ぐみました。

シリーズ化された作品

この作品シリーズはテレビアニメのみにとどまらず、映画化されたものもあります。

「鷲尾須美は勇者である」という作品です。

こちらの作品は、小説化もされており、設定としては「結城友奈は勇者である-結城友奈の章-」の2年前、神世紀298年の物語です。

画像は「ゆゆゆい」公式サイトより

ちなみにこちらは「香川県大橋市」という架空の街が舞台となっており、大橋市のモデルは坂出市です。

「鷲尾須美は勇者である」が地元香川県で上映された時、私も友人と観賞に行きましたが、作品に登場するアイスクリーム屋さんのモデルとなった「オッティモ」が映画館まで出張出店してくださったり、ファンの方が作品に登場する店舗まで足を運んだりと、たくさんの方々が作品を盛り上げようとしてくださっていることがわかりました。

さて、さらにシリーズには「楠芽吹(くすのき めぶき)は勇者である」という小説化された作品もありますが、こちらは主人公たちが「香川県大束町(だいそくちょう)」のゴールドタワーに集められるという設定です。

この作品の舞台である大束町は綾歌郡宇多津町がモデルとなっています。

この「楠芽吹〜」はノベライズされたのが一連の作品の中でもいちばん最近ですので、もしかするとゆくゆくはアニメ化されるのかもしれませんね。

乃木若葉はスクリーンで活躍するのか?

そもそもこの「結城友奈は勇者である」という物語は、「勇者であるシリーズ」とタカヒロ氏によって名付けられれた一連のストーリーの一部なのです。

今回タイトルで挙げた「乃木若葉は勇者である」も、そのシリーズのひとつです。

この物語は観音寺市(讃州市)ではなく、丸亀市が舞台となっています。

正確にいうと、「香川県丸亀城」が主人公たち「勇者」の拠点となっており、もしアニメ化されたならば、丸亀城の雄姿をスクリーンで見ることができるのではないかと楽しみで仕方がないのです。

前述のようにこのシリーズがテレビ放映されたのは2014年のことです。

当時私はこの作品のことを知りませんでした。

務めていた会社の同僚から、「観音寺市が舞台のアニメがあるらしいよ」と教えられたのが始まりです。

私はアニメをほとんど観ませんので、その時は「ほーん」といった感じであまり興味を示しませんでした。

それと時を同じくして、別の友人からも同様のことを伝え聞きました。

彼はこのアニメについてある程度の情報を集めていたようで、さらに詳しい話を教えてくれました。

そこで、アニメの設定が観音寺市の景色をほぼそのまま使っていることや、少女たちが変身して何かと戦うような話である事がわかりました。

なんとなく興味を持ち、友人が録画していたものを借りて観せてもらったという次第です。

さて、なぜ今頃になってこの作品について書いたのかというと、前述の友人から「乃木若葉」がそろそろアニメ化するのではないか、という話があったためです。

このシリーズはゲーム化もされています。その中の一つ「結城友奈は勇者である 花結いのきらめき」は、小説、アニメ、映画などの作品と同期しており、このゲームの中でシリーズの新しい発表がなされる事があるそうです。

2019年の時点で「結城友奈は勇者である」は5周年を迎えており、ポニーキャニオンは「5周年5箇条」という新プロジェクトを発表しています。

その中で、現段階で4つまでは発表されました。

最後のひとつが、タイトルにある「乃木若葉は勇者である」のアニメ化なのではないか、と私の友人のみならずファンの方は期待されているでしょう。

5箇条の4つ目は「勇者史外典 上里ひなたは巫女である」という作品の発表ですが、この上里ひなたというキャラクターこそ乃木若葉と同時代を生きた巫女であるためです。

さて、もしそれがただの予測ではなく今後起こるであろう事実であるなら、にわかアニメファンの私もヴォルテージがあがります。

ということで、乃木若葉たちの拠点となる丸亀城を訪れました。

と言ったはいいのですが、丸亀城は2018年7月の豪雨や台風24号の影響で石垣が一部崩落してしまいました。

現在は崩落箇所の修繕中で、立入禁止区域が多くあります。

工事の終了まではまだ時間がかかるようです。

ですが、立入禁止区域以外はいつもどおり、穏やかな空気が流れる素敵な空間です。

堀には水鳥たちがいます。
椿の花びらが散って絨毯のようです。
崩れた石垣はひとつづつ保管されています。組み直す時のために符丁がふってあります。
ツーリストインフォメーションで買い物をしました。

丸亀城の敷地内にツーリストインフォメーションがありますが、売店も兼ねています。

うどん県としての香川県関連のアイテムや、丸亀城の石垣をモチーフにしたアイテムがある中、見つけました!

乃木若葉のアクリルキーホルダーです!

このほかにも「乃木若葉は勇者である」に登場するキャラクター全種類のものが販売されていました。

今回私は購入しませんでしたが、ファンの方は是非お買い求めください。

多くの方が待ち望んでいるであろう丸亀城の石垣が、一刻も速く元どおりの姿に復元されるよう、香川県民として見守りたいと思います。

そして今後、「乃木若葉」がアニメ化されることを切望しつつ、よい便りを待つとしましょう。

この記事の中で上げたアニメ画像は「深夜アニメキャプチャー画像」より引用しました。

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